感染症・感染対策専門出版

リーダムハウスは,感染症・感染対策の領域で役立つ書籍を出版してまいります。

HOME

コロナ時代を生き抜くための

感染しない暮らしのススメ

距離とマスクと手洗いと 

 

 ●コロナ禍を生き抜くための感染しない暮らし方読本!
 ●社会・経済活動が徐々に再開しはじめた今だからこそ読んでおきたい!
 ●コロナ対策三種の神器を平易な文章と豊富なイラストでわかりやすく解説。
 ●コロナもインフルエンザも将来の未知の病原体にも対応できる暮らしの指針

 著 者:矢野邦夫(浜松医療センター 院長補佐・感染症内科部長・衛生管理室長)
 定 価:本体1,000円+税
 判 型:B6判 100頁(2色刷り)
 発 行:2020年10月10日
 ISBN978-4-906844-21-0 C0047 ¥1000E


目次

プロローグ コロナの時代

1.コロナのこと
 ☁風邪を起こすコロナウイルスと新型コロナウイルス
 ☁新型コロナウイルス感染症とはどんな感染症か?
 ☁新型コロナウイルスは一体どこにいるの?
 ☁新型コロナウイルスはどうやって感染するの?

2.距離のこと
 ☁身体的距離の確保
 ☁3つの密
 ☁濃厚接触って?

3.マスクのこと
 ☁マスクを着ける意味
 ☁マスク着用のTPO
 ☁マスクと距離

4.手洗いのこと
 ☁手洗いが必要なわけ
 ☁手洗いのポイントはタイミング
 ☁日常生活での手洗いのタイミング

5.コロナと暮らし
 ☁暮らし方改革はじまる
 ☁2つの生活様式を持とう!
 ☁人との接触スタイルを変える
 ☁個人が取り組む「新しい生活様式」
 ☁マスク生活
 ☁家の中の消毒
 ☁インフルエンザとコロナ
 ☁カモシレナイ思考でお互いを守り合う

◎参考文献



読者のみなさんへ

 私たちは今,1年前には想像もしなかった生活を送っています。わずか100nm(1万分の1mm)という途方もなく小さな病原体,新型コロナウイルスのせいで…。私たちはこの病原体を恐れ,困惑し,社会は著しく混乱しました。至るところで常識が逆転し,コロナ以前は,マスクをしていると「どうしたの?」と心配されたのが,今はマスクをしていないと「なぜしないの?」と言われるご時世です。
 流行当初は,感染を拡げないために巣篭り,リモートが私たちの生活の中心になりました。そして今は感染に注意しながら社会活動・経済活動を前に進めなくてはならない段階に入っています。そのための暮らし方が「新しい生活様式」です。
 確かに新型コロナウイルスは私たちが今まで経験したことのない事態をもたらしました。しかし,今後も未知の病原体が出現して私たちを困らせる可能性が無いとは言い切れません。ただ,パンデミックを起こすような感染症は,新型コロナウイルスのように人から人に容易に伝播する呼吸器系の感染症です。となれば,新型コロナウイルス対策として生まれた「新しい生活様式」は,今後も十分に力を発揮してくれるライフスタイルとなるはずです。
 「新しい生活様式」とは,平たく言えば,感染しない暮らし方です。人との距離を保ち,必要に応じてマスクを着け,こまめに手を洗う。この3つを守りながら暮らすことです。新規感染者の数がゼロになるまでの道のりはまだ遠いでしょう。マスコミは第2波が来た!,第3波はいつ来るのか!と流行の波をセンセーショナルに取り上げます。しかし,感染の波は来るものではなく,感染に無防備な状況で接触する人々が増えた結果です。
 本書は,「距離」と「マスク」と「手洗い」というコロナ対策三種の神器を守った正しい接触スタイルでの暮らし方を具体的にわかりやすく解説しました。みなさんのこれからの生活に少しでもお役立ていただければ幸いです。
 最後にこの企画を提示いただいた(株)リーダムハウスの多賀友次氏に心から感謝の意を表します。

2020年9月吉日

浜松医療センター 矢野邦夫